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AMDアワードの功労賞に宮本茂さん選出。マリオ映画が高評価

3月5日、一般社団法人デジタルメディア協会による「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’23/第29回AMDアワード」の授賞式が行われました。
優秀賞に「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」『Pokémon Sleep』が受賞、功労賞として任天堂の宮本茂さんが選出されています。既報になりますが、任天堂に関する受賞内容をあらためて紹介します!

優秀賞・マリオ映画、功労賞・宮本茂さんの受賞コメント

一般社団法人デジタルメディア協会は、デジタルメディア業界の発展を目指し、優れたデジタル・コンテンツ等の制作者を表彰する取り組みおよび団体。2024年3月5日の授賞式にて、2023年の優秀賞の中から大賞を日曜劇場「VIVANT」、理事長賞を「THE FIRST SLAM DUNK」と発表されました。
詳細は ▶︎ 第29回 AMD Award ’23 受賞タイトル一覧 をご覧ください。

優秀賞を受賞している「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は大賞獲得はなりませんでしたが、公式サイトに受賞コメントが掲載されています(以下、引用)。

このような栄えある賞をいただきまして大変光栄です。この映画は、イルミネーションおよび任天堂のスタッフのマリオ愛、努力、そしてコラボレーション精神の結晶のような作品です。世界中の多くのお客様にご覧いただき、高くご評価いただけたことは、本当に幸運だったと考えています。

この映画を観てマリオをともに応援してくださった世界中の皆さまに感謝を申し上げます。

また、功労賞に選出された、宮本茂さんの受賞コメントも掲載されています(以下、引用)。

この度は「第 29 回 AMD Award」功労賞に選出いただき、まことにありがとうございます。

ビデオゲームの制作に携わり始めてから、あっという間の40年でした。当初はアメリカに遅れているという意識を持ちましたが、進めるうちに世界中が黎明期にいるという認識に変わってからは純粋に新しい遊びを開拓することを楽しむようになりました。

コンピュータ技術は進化し続けて、それに合わせて新しい遊びを考えてこれたのも幸運でした。今では親子3代ゲームを遊ぶとか、マリオで育った人達が様々なジャンルに広がりました。そういう人たちとテーマパークや映画といった新しいジャンルで一緒に仕事ができるようになったことが、さらに作る喜びを加速させてくれています。

ここまでゲーム業界とゲーム産業を大きく育ててくださった関係者各位に対しても心より感謝申し上げます。

これからも世界中の人に笑顔になっていただけるよう、精進してまいります。

同サイトには、これらの賞の選出理由も掲載されています。
IPの映画化のお手本として、マリオの持つコンテンツ力とその広げ方、そして世界的人気キャラクターであることを証明した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が高く評価されたことがわかります。

あらためて、本作に関する制作者の思いを振り返ってみてください。

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