【TotK発見】寝食を忘れる研究者!? 王国文化を通して知る 魂の賢者・ミネルの魅力|『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』ハイラル調査隊
魂の賢者かつ研究者として活躍したミネルは、ハイラル王国でどのように過ごし、どんな功績を残したのでしょうか? 龍の泪のエピソードや、現代に残された足跡を頼りに、その人物像に迫ってみました!
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目次
優秀な研究者としての側面を持つミネルの素顔に迫る
ハイラル国王・ラウルの実姉であり、「魂の賢者」として知られるミネルは、ゾナウギアに精通した研究者としての側面を持ちあわせています。ミネルは太古の時代にゾナウギアやゴーレムとどのように関わり、どんな日々を過ごしていたのでしょうか?
前半はミネルの身の回りにあるアイテムから、後半はミネルと関わりの深いゴーレムたちに焦点を当てて、その足跡をたどってみました!
扇風機で部屋の空調を管理?
龍の泪 その5「ミネルの助言」では、ゼルダが元の時代に帰る方法を探すため、ミネルに相談する場面が描かれています。
そこに映し出されていたミネルの部屋の柱部分に、ゾナウギアの「扇風機」が設置されていました。
ミネルの部屋は広々としていて、書庫に近い雰囲気があります。もしかすると本の品質を保つため、空調が管理されているのかもしれません。ゾナウギアが生活の基盤を支えているように感じられる、趣深いシーンです。
ミネル愛用の多機能チェア
ミネルが腰掛けているこちらの椅子にも注目してみました。座面からシリンダーのような軸が伸びていることから、回転式オフィスチェアのようにも見えます。
書斎で過ごすことが多いのでしょうか。硬そうな材質とは対照的に、使い勝手がよさそうです。
封印戦争直後と思われるシーンでは、傷を負ったミネルが椅子に背をあずけた時に、背もたれが動くことが確認できました。シリアスな場面ではありますが、まさかロッキング機能つきの椅子だったなんて、その機能性の高さに驚きです…!
(クリックで表示)瘴気によって傷ついたミネルが椅子にもたれかかる場面
過去と未来をつないだプルアパッド
ミネルの優れた能力は、龍の泪 その5「ミネルの助言」のやりとりからも伝わってきます。
彼女はプルアパッドを観察し「調整すれば、この時代でもワープ機能が使えるかもしれない」と、ゼルダから借り受けました。
その後リンクが空島で目覚めた際に、空島でも問題なくワープ機能が使えたのは、ミネルが過去の時代で調整していたおかげだったのかもしれません。
ミネルとゴーレムが王国にもたらした文化
続いては、ミネルが使役していたゴーレムたちに注目してみました。人々の暮らしを支える従者としても活躍していた、さまざまなゴーレムたちの役割を紐解いてみます。
ゴーレムは民の暮らしに寄り添う身近な存在
龍の泪 その5「ゼルダとソニア」でお茶会をするシーン。画面左のゴーレムが、野いちごの籠盛りのようなものと、ゾナウギア「放水栓」を持っています。実際に水が出ている場面は確認できませんでしたが、ゾナウギアが日常生活を支える役割を果たしていたことや、ゴーレムが人々にとって身近な存在だったことがうかがえます。
適材適所! はたらくゴーレムたち
ところで、ゴーレムにはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
身の回りをお世話する「執事ゴーレム」のほかに、資源を採掘する「採掘ゴーレム」や、ゾナニウムを精製する「精錬ゴーレム」など、さまざまな種類が存在します。
そして、ミネルが使役していた大型のゴーレムは、「工作ゴーレム」と呼ばれていたようです。大型貨物の運搬や大工仕事、工場での製造を担当していたのだとか。
地底にある「魂の神殿」と「ゴーレム製造房」には、かつて工作ゴーレムが組み立てられていた名残があります。
とくに魂の神殿の奥深く、壁面に並んだ工作ゴーレムの格納台が特徴的かもしれません。ゴーレム製造房の蔵で作られたパーツは、組み立てられた後に龍頭島に送られ、そこから各空島に輸送されていたようです。
ミネルの魂を入れる“器”としての役割
そして、ミネルがこのゴーレムの製造に没頭していたという記録が残されています。
この碑文は、かつてラウルたちに仕えていた侍従が、王宮の日常を後世に残すために書き記したもの。その逸話のひとつ「研究者ミネル」には「肉体を失っても、魂をゴーレムに移して復活する方法を研究をしていた」と書かれていました。
工作ゴーレムは、暮らしの基盤を支えるだけでなく、ミネルが使命を果たす上で欠かせない存在だったようです。
ミネルがどのように日々を過ごしていたのか、今となっては確かめられませんが、ゴーレムに対して特別な絆や思い入れを感じていたのかもしれませんね。
まとめ:博識聡明な研究者・ミネルの魅力が照らし出された
ミネルは賢者という使命を担うより前に、技術者・研究者としてハイラル王国を支えたことがわかりました。その功績は時代を越え、リンクが生きる現代まで受け継がれています。ミネルが残した数々の足跡に触れつつ、ハイラルの長き歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(NDW編集部・サイ)
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