シャミア（『ファイアーエムブレム』シリーズより）【任天堂図鑑】

狙撃の腕は超一流！クールビューティな女傭兵。『ファイアーエムブレム 風花雪月』で登場した、シャミアについて紹介します。

[ハード略称] Nintendo Switch＝Switch、スマートフォン向けアプリ＝アプリ

プロフィール／基本情報

本名（フルネーム）はシャミア＝ネーヴラント。
フォドラ全土で信仰される「セイロス教」の教団が抱える「セイロス騎士団」に身を置く弓の名手です。もともとは騎士ではなく傭兵で、戦闘だけでなく敵情視察や潜入、裏切り者の捜索といった諜報活動を任されています。
ふだんは非常に無口かつ、淡々と仕事をこなす傭兵らしい傭兵です。徹底した現実主義者であり、誰が相手であろうとも気に留めず歯に衣着せぬ物言いをします。おなじセイロス騎士団に所属する女騎士カトリーヌとは、性格は正反対ながら、お互いの実力を認め合い背中を預け合う相棒のような存在です。

実は、フォドラのはるか西にある異国ダグザの出身。本編の5年前、同じくフォドラ西方の異国ブリギットとダグザが同盟を組み、アドラステア帝国へ攻め入った「ダグザ＝ブリギット戦役」の際、傭兵としてフォドラへと渡ってきた過去があります。その後帝国に敗れ、フォドラに取り残されたところをセイロス教の大司教であるレアに拾われ、契約を結んでセイロス騎士団に所属しました。
自身の命を救ってくれたレアに恩を返すため騎士として仕えていますが、セイロス教徒ではないため教団やレアの唱える教義に対しては淡白で、レアに対しても雇い主という立場から「さん」づけで呼んでいます。

詳細プロフィール

初期兵種	スナイパー
個人スキル	生存本能：自分から攻撃して敵を撃破したとき、１ターンのあいだ力・魔力・技・速さ＋４
紋章	なし
誕生日	3月（弧月の節）27日
年齢	25歳
身長	169cm
趣味	無言でいること、気配を消すこと
好きなもの	弓矢、投擲武器、賭け事、報酬
嫌いなもの	クモ、ムカデ、軟派な男
肩書き	セイロス騎士団の傭兵
好きな贈り物	楽譜集、狩猟用の短剣、異国の香辛料、テフ豆、向日葵
好きな茶葉	三日月茶、カミツレの花茶
好きな料理（抜粋）	ベリー風味のキジロースト、桃のシャーベット、バクス漬けウサギの串焼き、赤カブ尽くしの田舎風料理、満腹野菜炒め、ガルグ＝マク風干し肉炒め、激辛魚団子　など
嫌いな料理（抜粋）	サガルトのクリーム添え、キジの揚げ焼きデアドラ風、タマネギのグラタンスープ、ニシンの土鍋焼き、2種の魚のバター焼き、煮込みヴェローナを添えて　など
経歴	1175年：ダグザ＝ブリギット戦役に参加。 　　　　 セイロス騎士団に入団。

第二部プロフィール（クリックで表示／ネタバレ注意！）

年齢	30歳
身長	169cm
肩書き	帝国ルート（銀雪の章）：セイロス騎士団の傭兵 覇王ルート（紅花の章）：黒鷲遊撃軍の傭兵 王国ルート（蒼月の章）：セイロス騎士団の傭兵 同盟ルート（翠風の章）：セイロス騎士団の傭兵
誕生日	《帝国・王国・同盟ルート》 1181年：セイロス騎士団と共に大司教レアの捜索を開始する。 1185年：ガルグ＝マク大修道院に帰還し、反帝国勢力に合流。 《覇王ルート》 1181年：セイロス教団と距離を置き、帝国の傭兵に。 1185年：黒鷲遊撃軍再集結に伴い、ガルグ＝マクに転任。

初登場作

ファイアーエムブレム 風花雪月 （2019年／Switch）
担当学級に関わらず、一定のエピソードまでお話を進めることでスカウトし仲間にできるようになります。シャミアは熟練の傭兵であり、仲間にした時点で上級職のスナイパーかつ弓術の技能も高いため、即戦力の弓兵として活躍しうるユニットです。
技と力の成長率が高く安定した命中率で敵を攻撃できるほか、実は全ユニットのなかでもトップクラスで幸運の成長率が高いのも特徴のひとつ。自国への帰路を失うもさまざまな幸運を経てセイロス騎士団にてのびのびと働くシャミアの運命を物語っているようでもあります。

ふだんは日々任務に勤しんでいるようですが、セテスがフレンのために開催した大修道院釣り大会では案内役を務めたり、舞踊の学級対抗戦「白鷺杯」では判定人のひとりになったりと、戦闘や諜報とは少々毛色の違う場面にも多く駆り出されています。報酬があればどんな仕事もこなす傭兵らしさが、そんなところにも現れているのかもしれません。

外伝「剣であり盾たる騎士団」では、同じ騎士団の同僚であるアロイスとともに、海賊討伐の任務へと向かう様子も描かれました。気さくな性格で、少々寒いダジャレを言うアロイスと、それをクールに受け流しつつもアロイスの人の良さを認めているシャミアとの対比が微笑ましく、また騎士団員たちの日常が垣間見られる内容となっています。

5年後は…（クリックで表示／ネタバレ注意！）

シャミアはセイロス教徒ではないことから、セイロス騎士団に所属していた人物のなかでは数少ないすべてのルートで仲間になる可能性のある人物です。

《帝国（銀雪の章）／王国（蒼月の章）／同盟ルート（翠風の章）》
帝国による教団への宣戦布告で、大修道院が襲撃されて5年。シャミアはセイロス騎士団に雇われる形で、行方不明のレアの捜索に参加。フォドラ各地を巡っていました。
主人公が長い眠りから目覚め自学級の生徒たちとの再会を果たしたタイミングで、シャミアも大修道院に帰還。
すでに騎士団員ではなく雇われている傭兵という立場であり、元々思い入れが少ないことから近々フォドラを去るつもりでいたようですが、主人公が戻ってきたことにより、その指揮下でともに戦うことを決意。反帝国勢力の一員として腕を振るうことになります。

《覇王ルート（紅花の章）》
騎士団に所属していた時からセイロス教の教えに興味がなく、フォドラ自体にも思い入れの少なかったシャミア。
第一章でスカウトし仲間にしていた場合、シャミアは帝国との対立を機にセイロス騎士団を抜け、帝国に与する傭兵となる選択をします。
5年後、主人公とエーデルガルトが再会したことを機に、黒鷲の学級の級友たちで結成した黒鷺遊撃軍が大修道院に再集結。シャミアも主人公の指揮下に入り、その覇道をともに歩むこととなります。

逆に、第一章で仲間ユニットになっていない場合は、このルートに限って主人公と敵対する分岐も存在。レアへの恩義とこれまでともに過ごした仲間たちへの情もあったのか、そのままセイロス騎士団に身を置いていました。
そして、セテス・フレン率いる騎士団の一員として、主人公やエーデルガルトが拠点としているガルグ＝マク大修道院を奇襲。彼の地を教団の手に奪還すべく、地の利をいかして襲いかかってきます。

主な経歴・出演作

キャラクターのターニングポイントとなった作品、大きな活躍をした作品など、特筆すべき作品をいくつかピックアップします。

面倒見のよさから、生徒たちにも慕われる存在。

ファイアーエムブレム 風花雪月 （2019年／Switch）
元来は無口な性格で積極的に誰かと交流することはありませんが、諜報活動を得意とすることから常に周囲に目を配っており、人の本質や本人すら気づいていない癖を見抜く、卓越した観察眼があります。そして、傭兵稼業で多くの貴族や裏のある人物などを相手取ってきた経験からか、着飾らない素直な態度を取る人物や、ひとつの物事に対してひたむきな人物に対しては好感を抱くようです。

また年下の人物にたいして非常に面倒見の良い、姉御肌的な面も。
生徒との支援会話では、その観察眼をいかして的確にアドバイスをする場面も数多く見られます。とくにツィリルはシャミアのことを師匠のように慕い、シャミアもまた厳しくもていねいに弓での戦い方を手ほどきしています。

忍者装束や水着など、ふだんの戦闘服とは異なる衣装をお披露目

また2021年11月には超英雄「孤月の忍者 シャミア」として、忍者装束を身に纏って登場。手裏剣がモチーフの「忍の三叉斧」が武器の緑ユニットですが、忍刀やクナイ、篭手の刃と全身にさまざまな武器が仕込まれています。外伝「忍者姉妹の試練」での会話ではそうした弓以外の武器も使いこなしていることも伺えました。
同外伝内では異界で開かれた忍者のお祭りに参加し、イグレーヌやシノンといった異界の弓使いたちとの交流を楽しんでいる様子も垣間見れます。

また2023年6月には比翼英雄「心は常に共に シャミア」として、カトリーヌとともに夏イベントに登場。彼女のふだんの戦闘服を想起させる黒×エメラルドグリーンのスポーティな水着姿を披露し、貝殻やシーグラスのあしらわれた夏らしい弓で戦います。
外伝「ないものねだりの夏」では相棒のカトリーヌと海での休暇を満喫しつつ、エフラムやラーチェルといった異界の英雄たちとも邂逅を果たしていました。

出演作一覧

本人が出演している作品をまとめました。末尾に★があるのはプレイアブルとして登場する作品です。

※絵のみ、帽子などパーツのみの場合は含めません。リストは2024年10月現在のものです

『ファイアーエムブレム』シリーズ

ファイアーエムブレム 風花雪月 （2019年7月26日発売／Switch）★
ファイアーエムブレム ヒーローズ（2017年2月2日配信開始／アプリ）★
ファイアーエムブレム無双 風花雪月（2022年6月24日発売／Switch）★

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