ユン坊(「ゼルダの伝説」シリーズより)【任天堂図鑑】

優しくて引っ込み思案な性格が一変、マスク姿でひと騒動を巻き起こしたこのキャラクターに注目! ゼルダの伝説シリーズ『ブレス オブ ザ ワイルド/ティアーズ オブ ザ キングダム』で活躍した、ゴロン族の青年・ユン坊をご紹介します。
[ハード略称] Nintendo Switch=Switch
プロフィール/基本情報
灼熱の火山地帯・オルディン地方のゴロンシティに住むゴロン族の青年。「ユン坊」は愛称で、正式な名前は「ユン」。
体が大きくて男勝りなゴロン族の中でも引っ込み思案な性格で、初対面時はリンクを魔物と勘違いしてしまう臆病さも。冒険をするなかで自分に自信を持つようになり、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』では採掘事業「ユン組」の社長を務めるまでに成長します。

初登場作
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (2017年/Wii U・Switch)
かつて守り神とされていた炎の神獣ヴァ・ルーダニアが暴れた影響で、オルディン地方の活火山「デスマウンテン」の噴火が激化。ゴロン族は思うように採掘ができず、ゴロンシティの客足も減少。採掘を行っている組長のブルドーは日々頭を悩ませていました。
そんななか、腰を痛めたブルドーの薬を取りに行ったユン坊が行方知れずに。あとを追って北の廃坑にたどり着くと、火山弾によって保管庫の出口が塞がれ、出られなくなっているユン坊と対面します。


ユン坊は、敵の攻撃を弾くことができる力「ダルケルの護り」を使って身を守ることができます。ブルドーによると、ユン坊自ら大砲に入り砲弾の役目をすることで、神獣ヴァ・ルーダニアを追い払っていたようです。
リンクは神獣ヴァ・ルーダニアに乗り込み暴走を止めると同時に、神獣を弱らせるためユン坊に協力してもらうことに。見張り役のガーディアン(飛行型)をかいくぐりながら、要所要所に置かれている大砲で神獣を追い詰め、内部へと侵入します。

語尾に「ゴロ」を使うのは大人の証!(クリックで表示/ネタバレ注意!)
神獣ヴァ・ルーダニアを静めたあと、ユン坊はゴロンシティ入口上部に移動します。

ユン坊との会話で、それまでの語尾は「コロ」だったのですが、以降は自ら語尾を「ゴロ」に変更。困難を乗り越え自信がついたユン坊の成長を感じるワンシーンです。


主な経歴・出演作
キャラクターのターニングポイントとなった作品、大きな活躍をした作品など、特筆すべき作品をいくつかピックアップします。
岩を食べてパワーアップ!?
ゼルダ無双 厄災の黙示録(2020年11月20日発売/Switch)
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場した英傑・ダルケルが窮地に追い込まれた際にユン坊が登場。身を挺してダルケルを守ります。


そんなユン坊の武器は「ロース岩」。ゴロン族は元々岩を食べて暮らしている種族ですが、そんな彼らの好物がそのまま武器になっています。
武器といっても、ふだんの戦闘は基本素手。キャラクターアクション「ロース岩を食べる」を行うことで護りの力を発動。体を丸めて強力なバリアを纏います。この能力は防御だけでなく、そのまま敵に突撃して攻撃することも可能です。

「おいし岩」で我を忘れてゴロンシティが大変なことに
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(2023年5月12日発売/Switch)
ゴロンシティでは若者が「おいし岩」を食べて豹変するという事態に見舞われていました。しかも、その岩を仕入れたのはなんとユン坊本人。どうやらこの特殊なマスクをかぶってから様子がおかしくなってしまったようです。


なんとかマスクを外して正気を取り戻したあとは、とある人物を追ってデスマウンテン山頂へ。突然現れた魔物をユン坊と協力して撃退、デスマウンテンに開いた大きな穴の先へと向かいます。
たどり着いた先で異変の元凶を倒し、ユン坊は「炎の賢者」として覚醒。「おいし岩」もゴロンシティから消えて一件落着! ユン坊はこの先の魔王討伐に備え、リンクに協力を誓ってくれます。
出演作一覧
本人が出演している作品をまとめました。
「ゼルダの伝説」シリーズ
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(2017年3月3日発売/Wii U・Switch)
ゼルダ無双 厄災の黙示録(2020年11月20日発売/Switch)★
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(2023年5月12日発売/Switch)
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