『トラ3』の後!『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』時系列が判明!
任天堂はサイト「ゼルダの伝説ポータル」を更新し、ヒストリーページに『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』を追加しました。
ハイラル史において、時の勇者敗北後の物語
新作が発表されるたびに何かと話題にあがる「ゼルダの伝説」の時間軸。
何それ? という方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明しますと……昔から「リンクの冒険は……」であったり、「時のオカリナの勇者がトワイライトプリンセスの……」であったりと、開発者インタビューなどでなんとなくシリーズの物語がつながっていることが示唆されていました。
そのつながりがシリーズ25周年の記念書籍「ハイラル・ヒストリア」(小学館刊)で明らかになり、その後も30周年書籍「ハイラル百科」(弊社刊)などで詳しく掲載され、ファンの中では注目のポイントとなっています。
ゼルダの伝説ポータルでは、その時間軸をヒストリーとして公開しており、今回『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が追加、シリーズとしての物語の位置が『トライフォース3銃士』の後の時代ということが判明しました。
『神々のトライフォース』のマップと同じ(大きく広がっていますし、『神トラ』のリンクの家はなくなっていたことから)でしたので、「勇者が敗北」(『時のオカリナ』で分岐します)ルートであることはある程度イメージしていましたが、編集部では『神トラ2』の勇者と『トラ3』の勇者が同じことを考えると、『木の実』の後か、『トラ3』の後か、なんて話で盛り上がっていました。
皆さんの予想は当たっていましたか?
とはいっても、『トライフォース3銃士』からどのくらいの時が経っているのかはわかりませんし、別タイトルとして遊べるものなのでハイラルの息吹を感じる程度ではありますけども。ああ、この後ハイラル王国は衰退していくのか……なんて。
なぜ、ガノンは最初にゼルダ姫を7日間、ミナミノ遺跡に連れ去っていたのか。
なぜ、ガノンはリンクのことを知っていたのか。そして、なぜハイラルの人々は「青い魔物」と呼んでいたのか(ガノンを知らないようにも見えましたよね)。
こうしたシリーズの系譜を聞くと、オープニングだけでもいろいろと想像を膨らませてくれます。『トラ3』と本作の間にも何か冒険がありそう!とか。
「開発者に訊きました」でも、青沼プロデューサーが「歴史についてはお客さまも興味を持たれている。だから僕らが遊びを優先して辻褄の合わないストーリー展開をしてしまうと「それはおかしい」と言われてしまう」と発言されています。
逆にいえば、ちゃんと設定されているということなので、こうした壮大なハイラル史に思いを馳せながら遊んでみるのも楽しいものですよね。なにより、シリーズ初のゼルダ姫が主人公の一見スピンオフに見えかねない本作が、ちゃんと王道タイトルで時間軸に組み込まれていることが嬉しい!
最後にゼルダの伝説ポータルでは、本作のゼルダ姫も登場している壁紙「ゼルダの伝説 壁紙 ゼルダ姫 ver.」も配布中です。そちらもチェックしてみてください!
<関連リンク>
▶︎ゼルダの伝説ポータル
▼こちらの記事もお楽しみください
<商品概要>
発売日:2024年9月26日予定
価格:パッケージ版7,678円(税込)/ダウンロード版7,600円(税込)
対応ハード:Nintendo Switch
© Nintendo
※写真は公式サイトより引用しています。