【インタビュー】『FREDERICA(フレデリカ)』開発者に訊きました〜アクションのこだわりから好物ピザの理由まで
チームとユーザーとで“一緒に楽しむ”
―― SNSのキャンペーンや「公式世界ガイド」など、発売前のプロモーションも盛んでしたね。
塩田:「公式世界ガイド」は、先ほどの話のとおり主人公7人の設定が驚くほどたくさん作り込まれていたので、これを公開しないわけにはいかないということで作りました。
モリボー:ちょっとしたエピソードもありますし、「このキャラクターはこのキャラクターをどう思っている」のようなものもたくさん書いていたんです。
塩田:サブシナリオでも作るんだっけ?と思うくらいで、森脇やシナリオ班のフレデリカ愛を怖いほどに感じました(笑)。
公開できていないエピソードもまだあるので、いつか形にして公開したいですね。
―― プロモーションについては、塩田さんにとってはもともと専門分野になるんですよね?
塩田:そうですね。今回は新しいタイトルなので、みんなで楽しもうというのがあって、プロモーション担当はもちろんですが、開発チームやマーケティングチームなどみんなでアイディアを出しあいながらいろいろやりました。
キャラクターごとに色が異なる7色のTシャツを作ってプレゼントしたり、体験版のボス・ヌシガニーを倒すとカニの食事券がもらえるキャンペーンをやったり。
塩田:『FREDERICA(フレデリカ)』に興味を持ってくれた方が少しでも楽しんでもらえたらという想いでいろいろやらせてもらいましたが、お客様から反響の声もいただいて、われわれも楽しみながら展開することができました。
―― 実際にカブ料理を作ってみたものなんかも、やりたい人が自ら、のような?
モリボー:はい。私は「カブアイス」を作りました。ちゃんとゲーム中の材料を見て、牛乳と蜂蜜と生クリームと…みたいな部分を再現して。ちゃんとカブの味がするんですよ。スタッフに食べてもらったのですが、「遠くにあるたくわんを追いかけているような味」という感想をもらいました。
塩田:私は家にあった材料を見て、妻が「トマタマ炒め」を作ってくれました。獲得EXPが増えるように(笑)。
続編が出るなら…マルチプレイを実装したい!
―― 続編を希望する声も聞かれますね。そのあたりはいかがですか?
塩田:本当に嬉しいです。今のところ具体的な計画はありませんが、本当はやりたかったこともたくさんあって。今回はシンプルな遊びを追求するためにマルチプレイは入れなかったのですが、個人的には多人数で遊んでみたいです。
モリボー:これは個人的な想いですが、私は7人の主人公のその後の姿が見たいです。
塩田:たしかに、彼らがどうやって生きていくのか気になりますね。
(エンディング後を思い返し、しみじみするお2人)
塩田:われわれの開発チームは現在、次のタイトル『Project LIFE is RPG』(プロジェクト名)の開発に取り掛かっているので、もし続編の開発がかなったとしても少し先にはなりますが、いつかやってみたい思いはあります。
楽しんでくださっている皆さんへ
塩田:『FREDERICA(フレデリカ)』は、開発チームとしても最初のタイトルですし、私と森脇も初めてでドキドキしていましたが、多くの方から楽しんでいただいている声を聞けて本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。
今まさに興味を持ってくださっている方には、体験版が配信中ですので、すぐにダウンロードしていただいて、ぜひみんなで楽しんでいけたらと思います。
これからも『FREDERICA(フレデリカ)』とわれわれMarvelous Global Games Studioをよろしくお願いします。
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<商品情報>
発売日:2023年9月28日(木)
価格:各5,478円(税込)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
CERO:全年齢
発売:株式会社マーベラス
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