ポリーンやディディーの姿も!映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に登場するサブキャラを解析
知れば映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」がもっと深く楽しめるガイド。
映画にはマリオやクッパ以外にも、さまざまなマリオキャラクターが登場します。そんなサブキャラたちを、マリオ専門家のkikaiが解説します。
※本記事はネタバレを含んでいるため、映画を観た後に読むことをオススメします
お馴染みのキャラクターも登場!
キャストが公開されたときに名前が挙がったキャラ(マリオ、ルイージ、キノピオ、ピーチ姫、クッパ、ドンキーコング、クランキーコング、カメック、スパイク)をメインキャラとし、それ以外をサブキャラとして本記事にて紹介します。
ペンギンたち
冒頭のシーンで登場。クッパ軍団に襲われ、スーパースターを奪われた国の住人。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオ64』(1996年/NINTENDO 64)。雪山に暮らしており、迷子の子ペンギンを親ペンギンのところへ連れていくとパワースターがもらえました。以降『スーパーマリオギャラクシー』(2007年/Wii)などに登場するものの、劇中のように国を構えている描写はありません。
ポリーン
ブルックリンの災害を伝えるシーンで登場。赤いドレスを着た女性です。
ゲームでは『ドンキーコング』(1981年/アーケード)でマリオやドンキーコングとともにデビュー。『スーパーマリオ オデッセイ』(2017年/Nintendo Switch)では「都市の国・ニュードンクシティ」の市長として登場しており、映画と同じく赤いスーツに身を包んでいます。
テンテン
マリオがキノコ王国に着いたシーンで登場。キノピオに踏まれたり投げ飛ばされたりしていましたね。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオ 3Dランド』(2011年/ニンテンドー3DS)。劇中のように列を組んで歩いており、襲いかかってきたりはしない比較的大人しい敵。いろいろな色がいます。
イバラムシ
マリオがキノコ王国に着いたシーンで登場。長い足を交互に動かして横移動し、マリオを驚かせていました。
ゲームでの初登場は『New スーパーマリオブラザーズ Wii』(2009年/Wii)。劇中と同じく長い足を交互に動かして移動しますが、足の部分がトゲになっている点が劇中と異なっています。
ヨッシー
ジャングル王国へ向かう道中のシーンで登場。木の実を食べるマリオをうらめしそうに見ていました。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオワールド』(1990年/スーパーファミコン)。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(1995年/スーパーファミコン)では、赤ちゃん姿のマリオを背中に乗せて冒険したりもしました。ピンクやきいろなど、たくさんの仲間とともに「ヨッシーアイランド」で暮らしています。
カロン
ルイージが迷い込んだダークランドのシーンに登場。集団で襲いかかり、ルイージを追い詰めました。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオブラザーズ3』(1998年/ファミリーコンピュータ)。ホネになったノコノコで、踏んでも崩れるだけでしばらく経つと復活するタフさを持っています。劇中でも、首だけになっても動き回っていましたね。
ヘイホー
ルイージが迷い込んだダークランドのシーンに登場。ルイージを捕まえてクッパに差し出しました。
ゲームでの初登場は『夢工場ドキドキパニック』(1987年/ファミコンディスクシステム)。後に『スーパーマリオUSA』(1992年/ファミリーコンピュータ)としてリメイクされ、『マリオ』シリーズ初登場。現在はクッパの手下としても働いています。
劇中でセリフはなく、ゲームと同じ声を発していました。
ムーチョ
ルイージが迷い込んだダークランドのシーンに登場。ヘイホーたちとともに、ルイージを捕まえてクッパに差し出しました。
ゲームでの初登場はヘイホーと同様に『夢工場ドキドキパニック』。後の『スーパーマリオUSA』で『マリオ』シリーズ初登場。鉄仮面を付けており、口から弾を吐いて攻撃してきます。
ルマリー
ダークランドでルイージが捕まるシーンで登場。檻の中でネガティブなセリフを放ち、ペンギンたちに嫌がられていました。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオギャラクシー』(2007年/Wii)。「よろずやチコ」と呼ばれるチコの仲間で、マリオにアイテムを提供してくれる味方です。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
ディディーコング
ジャングル王国の決闘シーンで登場。DKコールを送り続けてクランキーコングにたしなめられていました。
ゲームでの初登場は『スーパードンキーコング』(1994年/スーパーファミコン)。ドンキーコングに憧れる良き相棒として、共に冒険を繰り広げます。ディクシーやファンキーと並んで“コングファミリー”と呼ばれ、『ドンキーコング』シリーズはもちろん、『マリオ』シリーズにも多数出演しています。
ディクシーコング
ジャングル王国の決闘シーンで登場。ディディーコングの左隣にいた、ピンクのシャツを着たコングファミリーのひとり。
ゲームでの初登場は『スーパードンキーコング2』(1995年/スーパーファミコン)。ディディーコングのガールフレンドで、ともにドンキーコングを助ける旅に出ました。
チャンキーコング
ジャングル王国の決闘シーンで登場。ディディーコングの右隣にいた、身体が大きく青いジャケットを着たコングファミリーのひとり。
ゲームでの初登場は『ドンキーコング64』(1999年/NINTENDO 64)。気は優しくて力持ちな性格ですが、ちょっと臆病なところも。
ウツボ
マリオとドンキーコングが海に落ちたシーンに登場。2人を飲み込んだ巨大な生物です。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオ64』。海底に住む巨大な障害物として行く手を阻みました。劇中のリアルテイストなウツボは『スーパーマリオ オデッセイ』での姿がベース。海底で待ち構え、大きな口を開いて噛みついてきます。
ボムキング
結婚式のシーンに登場。ピーチが放った炎の矢によって着火し、大爆発を起こしました。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオ64』。通常のボムへいと違って腕が付いていることから、カートやゴルフを嗜むこともあります。
マグナムキラー
結婚式のシーンで登場。「キノコ王国を破壊しろ!」というクッパのかけ声とともに発射されました。
ゲームでの初登場は『スーパーマリオワールド』。キラーの大きい版といった感じで、まっすぐ飛び、障害物にぶつかると爆発します。
ちなみに、海外での名前は「Banzai Bill」なのですが、劇中の英語(字幕)版では「Bomber Bill」と呼んでいたので、亜種である可能性もあります。ゲーム中では表情を変えて追いかけまわしたりしませんしね。
ほかにも、木の洞から出てきたバットン、マリオの顔に吸い付いたプクプク、ウツボに吸い込まれたゲッソー、クッパ軍団のクリボー、トゲゾー、ボムへい、ハンマーブロス、メガブロス、パックンフラワーなどなど…。
要所で光る、サブキャラたちの活躍にも注目しつつ観てみてください。
物心付いたときからマリオゲームを遊び続ける、マリオがすきなひと。現在はマリオ専門家としてメディアでの執筆や動画配信活動を行う。マリオグッズ所有量ギネス記録保有。Twitter→@kikaim
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<映画情報>
公開日:4月28日(金)劇場公開
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
キャスト:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミンセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ、チャールズ・マーティネー、宮野真守(日本語吹替版)、志田有彩(日本語吹替版)、畠中祐(日本語吹替版)、三宅健太(日本語吹替版)、関智一(日本語吹替版)
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