『マリオvs.ドンキーコング』のマリオのジャンプポーズが、いつもと違うのはなぜ?
マリオのジャンプポーズといえば、片手を高く突き上げるポーズが印象的。ですが、『マリオvs.ドンキーコング』では少し異なります。一体何故なのでしょうか?
片腕を上げないジャンプポーズ
2月16日に発売された、Nintendo Switch『マリオvs.ドンキーコング』。ドンキーコングに奪われた玩具のミニマリオを取り戻すため、知恵とアクションで追いかけるパズルアクションゲームです。
マリオのアクションの基本といえば、やっぱりジャンプ。
本作ももちろんジャンプで難所を切り抜けていきますが、いつものジャンプポーズとは少し違います。
見比べてみると、『マリオvs.ドンキーコング』のマリオは腕を横に伸ばしたようなポーズをしていますね。
これは一体何故なのでしょうか?
『ドンキーコング』シリーズの流れを汲む作品
マリオのジャンプポーズが異なるのは、『マリオvs.ドンキーコング』が、大本を辿ると『ドンキーコング』の流れを汲む作品であることに関係しています。
『ドンキーコング』は1981年に登場したマリオやドンキーコングの初登場作。ドンキーコングにさらわれたポリーンを助けるため、ジャンプとハンマーを武器に立ち向かいます。後にファミコンにも移植されていますね。
そのリメイク作である、『ドンキーコング』(ゲームボーイ/1994年発売)は、一作目『ドンキーコング』の流れを継承しつつ、その続きを描いたリメイク兼続編的作品。
逆立ちやバックフリップといったアクションが増え、カギを持ってゴールへ辿り着くパズル要素が追加された、ひらめきアクションの元祖です。
そのゲームボーイ版『ドンキーコング』を流れを汲みつつパワーアップしたのが、本作『マリオvs.ドンキーコング』にあたります。
そのため、マリオのジャンプポーズは『ドンキーコング』からの流れを踏襲しているんですね。改めて見比べてみると、オリジナル版のドット絵を再現したポーズであることがわかりますね。
また、『ドンキーコング』シリーズの共通点として、逃げるドンキーコングを追いかけるストーリー、敵を蹴散らすハンマー(アイテム)、コース内にあるプレゼントを集める、といった要素が挙げられます。
『マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!』(ニンテンドーDS/2007年発売)からは少しゲーム性が変わりますが、ポリーンも登場しています。
いつもの『スーパーマリオ』シリーズとは、ゲーム性もジャンプポーズもひと味異なる『マリオvs.ドンキーコング』。
本作ならではのアクションを、是非お楽しみください。
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