【先行プレイレポート】『ポケットモンスター S・V ゼロの秘宝』「後編・藍の円盤」を 体験!
株式会社ポケモンにて行われた『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』「後編・藍の円盤(あおのえんばん)」の先行体験会。 約1時間のプレイで判明した新要素をレポートします!
目次
舞台はポケモンバトルが盛んなブルーベリー学園
「前編・碧の仮面」では、キタカミの里での林間学校を体験した主人公。そしてこの「後編・藍の円盤」では、オレンジアカデミー/グレープアカデミーの姉妹校であるブルーベリー学園へ、交換留学で訪れることになります。
このポケモンバトルが盛んなブルーベリー学園の内部には、多様な自然環境を再現した「テラリウムドーム」という施設があるのが特徴。ブルーベリー学園は学校の大部分が海の中にあり、テラリウムドームはその校内にあるというのだから驚きです!
そんな一風変わったこの学園では、一体どんな楽しい体験が待っているのでしょうか?
先行プレイから見えてきた「後編・藍の円盤」の魅力をご紹介します!
ポケモンの生育環境に適した「テラリウムドーム」
このテラリウムドームは、より強いトレーナーを育てるために作られた施設。ドーム内は4つのエリアに分かれていて、それぞれ生息しているポケモンが異なるのが特徴です。
こうした環境でポケモンバトルを学ぶことによって、主人公はバトルの腕を磨いていくことになります。そして、この交換留学の目標はブルベリーグ四天王に勝ってトップになること!
四天王とのバトルを早速紹介したいところですが、その前に「ブルベリーグ」という言葉が気になるところ。これにはブルーベリー学園の「リーグ部」が関係しているそうなので、まずはブルーベリー学園を見学してみます!
ブルーベリー学園をまるっと紹介!
近年新設されたばかりのブルーベリー学園は、ポケモンバトルの教育に力を入れている学校のようです。エントランスからは、先ほど紹介したテラリウムドームへとつながっています。
校門から入ってすぐの場所にバトルコートが設けられていたのですが、その広さに感動…! つい、ぐるぐると走りまわってしまいました。学園内に入るとすぐバトルができる、といったような環境を目指したコンセプトなのかもしれません。
バトルコートをまっすぐ抜けると受付がありました。このカウンターの両サイドには改札機のようなものがあって、ここを通ることで学園内に入れます。
学園案内その1:ポケモンバトルを鍛え合う部活動「リーグ部」
ここで、先ほど触れた「ブルベリーグ」の話に戻ります。これは生徒同士でポケモンバトルの強さをランク付けする制度で、このブルベリーグには四天王をはじめ、たくさんのトレーナーたちが参加しています。
このブルベリーグに参加しているトレーナーたちがポケモンを鍛え合う場所、それが「リーグ部」。
このリーグ部では学園内の仲間たちと交流を深めたり、部室の模様替えをしたり、パルデア地方で出会ったおなじみのトレーナーを特別講師として呼んだりできるんです!
リーグ部のパソコンで選べるお楽しみ要素が豪華!
部室のパソコンにアクセスし、ブルーベリーポイント(通称BP。学園で使われている通貨)を使うことで、さまざまな楽しみ方が可能になります。このBPの獲得方法については、また後ほどお伝えしますね。
これは、ほかの部活動をBPで支援できる支援ボードの画面です。ドーム内で出会えるポケモンを増やしたいならドーム部に、部室の模様替えをしたいなら美術部に支援をします。
たとえば、野球部からの依頼内容にはボールの投げ方を変更できるといったものがありました!
これはモンスターボールの投げ方に影響するもので、さまざまなスタイルが選べるようになっていましたよ。どんな姿でボールを投げるのかは、実際に支援して確かめてみてくださいね!
・ひだりなスタイル
・いのりなスタイル
・キュートなスタイル
・よゆうなスタイル
・くるっとスタイル
・しのびなスタイル
・ガラルスタースタイル
8種類から選べる! リーグ部部室の模様替え
試しにリーグ部を模様替えしてみたかったので、美術部を支援してみました。そこでわかった模様替えの種類をご紹介します!
全ての模様替えの様子はご用意ができなかったので、ほかの模様替えのテーマは想像でお楽しみください。
・ナチュラルな部室 … 自然に囲まれた室内園芸のような内装
・モノトーンな部室 … 白と黒のシックな内装
・ファンシーな部室 … やさしいピンクが印象的な内装
・ダークな部室 … ゴーストタイプのポケモンが似合うホラーな内装
・レトロな部室 … 木製を基調とした博物館のような内装
・フューチャーな部室 … 近未来のような内装
・ゴージャスな部室 … 金のふすまや墨絵が描かれた和テイストな内装
こんな風に支援ボードから部活動を支援することで、自分好みの環境に整えられるのが嬉しかったです! ポケモンの世界の中で、オリジナリティをさらに追求できるような印象を感じましたよ。
パルデア地方のトレーナーを部室に呼ぶことができちゃう!?
こちらは「特別講師」の画面。
なんと、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場したトレーナーを特別講師として招待することができちゃうんです!
講師を呼ぶことで部室ならではの特別な会話が楽しめたり、一緒に写真撮影もできちゃいますよ!
ほかにもポケモンバトルでの対決や、会話を重ねることでポケモン交換にも応じてくれます。
タイプ相性を考えてバトルをしたい時や、お気に入りのジムリーダーと並んで写真を撮りたいなどの願望が叶いそうですね!
学園案内その2:ポケモンの気持ちになれる「シンクロマシン」
部室を出て学園内を探検中、自らを「すごい研究員」と名乗る人物を発見。
彼女の名前はシンクロミ。話を聞くと、ポケモンとシンクロする実験に協力してほしいとのことでした。
ちょっと怪しいなと思いつつも、実験モニターとして協力することに。すると、まだ試作品だというシンクロマシンもらうことができました。
これを使うことで、テラリウムドーム内であればどこでもポケモンとシンクロできるそうです。や、やっぱり怪しい…!
シンクロマシンの起動方法は、Lボタンを押しながらRボタンを押すだけ。
おそるおそる試してみると…?
これはもう「私はポケモンです」と言っても過言ではないレベルのシンクロ率。移動だけでなく、自らポケモンを攻撃して倒し、経験値を得ることもできました。
このシンクロマシンは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』と『ゼロの秘宝』に登場する全てのポケモンに対して使うことができます。しかもオンライン対応なので、最大4人同時にシンクロすることができますよ。
自分の好きなポケモンにシンクロしながら、友達や家族とテラリウムドームを駆け回るのも楽しそうですね!
学園案内その3:購買部、教室、学生食堂、自室をお披露目!
ほかにも、学園内で探検してきた部屋をいくつかご紹介します。
何かと便利な購買部ですが、今回はわざマシンも買うことができました。しかもBPを使うとお得な価格で購入可能!
学生食堂のメニューはサンドウィッチではなく、定食などをメインとしたラインナップ。ピザ、ポテト、そしてシェーキなどのデザートメニューもありましたよ。もちろん食事パワーもついてきます!
そして教室や自室は壁面に空が映し出されていたのが印象的でした。開放感も相まって、学園の個性が存分に活かされたインテリア。しかも、自室のほかにゼイユの部屋にも入ることができました。これは配信されてからのお楽しみということで…!
四天王・ネリネとのポケモンバトルに挑戦
お待たせしました!ブルーベリー学園での見学を終え、次はいよいよブルベリーグ四天王・ネリネとのポケモンバトルにチャレンジです。バトルの前に行われた四天王チャレンジの様子もあわせてお届けします。
ネリネの拠点・キャニオンエリアに向かう
テラリウムドームはポーラ、コースト、キャニオン、サバンナの4エリアに分かれていて、それぞれのエリアが四天王の拠点となっています。
ネリネと戦うために今回向かったのはキャニオンエリア。崖や岩に囲まれた道を抜け、拠点であるキャニオンスクエアへと向かいました。
ネリネとバトルをするためには、まず四天王チャレンジに合格する必要があるそうです。受付の人に声をかけて、いよいよ「そらとぶタイムアタック」に挑戦します!
新たなライド能力「ひこう」が体験できた!
ネリネ自ら考案したチャレンジ「そらとぶタイムアタック」は、伝説のポケモンであるコライドン・ミライドンで空を飛び、空中の輪をくぐりながらゴールを目指すタイムアタックでした。
ネリネが用意した丸薬によって、一時的に「ひこう」の能力が使えるようになったコライドン・ミライドン。 空を自由に飛び続けることができるこの能力、ぜひとも永続的に欲しいところです…!
冒険を進めていくことで、この「ひこう」の力を解放できるそうなので、四天王チャレンジも気を引き締めて挑みます。
飛行しながら、輪の中心を通るようにくぐっていきます。初めての「ひこう」体験は、慣れてないせいかうまく安定せず、ハラハラするような操作感が逆にエキサイティングでした!
輪に入れず通り過ぎてしまった場合は、迂回してくぐり直せば問題なし。こんな風に空を飛び続けながら、制限時間内に全ての輪をくぐることができればチャレンジ成功です。
ネリネとの対戦資格を獲得!
四天王チャレンジをなんとかクリアし、舞台はバトルコートへと移ります。ブルーベリー学園ではダブルバトルが主流なため、繰り出されるポケモンはお互いに2匹ずつ。
ネリネとの戦いはかなりハイレベルで、この『ゼロの秘宝』の後編らしい歯応えのあるバトルが味わえました! どんなポケモンを使ってくるかは、実際に「後編・藍の円盤」をプレイして確かめてみてくださいね。
ネリネは言葉遣いなどから、かなり几帳面な印象でしたが、対戦後は主人公を気遣ってくれるような優しい一面もありました。自分のことを「ネリネ」と名前呼びするところもキュート!
残り3名の四天王はどのエリアを拠点にしているのでしょうか? 発売後に出会うのが楽しみです!
課外活動でもらえるBPは「おやつおやじ」にも関係あり!?
リーグ部にあるパソコンを活用するときに必要なBPですが、獲得方法についてお知らせしていませんでしたね。その獲得方法は、ズバリ「ブルレク」という課外活動をクリアすること!
ブルレクは「ブルーベリー・スペシャル・レクリエーション」の略称。このブルレクのミッションをこなすことで、課題に応じたBPがもらえます。
また、ブルレクをマルチプレイで行うと「サークルミッション」という課題が発生します。
例えば「エリア内に隠れているメタモンのブロックを探す」といったような複数人用のミッションが発生するので、友達と遊ぶ際はブルレクも積極的にこなしてみましょう!
ブルレクのミッションをクリアし続けることで特別なミッションが発生するので、気がついた時にコツコツこなすのが吉ですよ!
ブルレクをがんばるとおやつをくれる「おやつおやじ」とは?
おやつおやじは、「後編・藍の円盤」のエンディング後に出会うことができる人物です。詳細についてはまだ不明ですが、どうやらブルレクをがんばっている生徒に特別なおやつをあげているそう。
その特別なおやつは、なんと一部の伝説のポケモンに出会えるおやつ。これはぜひ欲しい…!
おやつおやじは、伝説のポケモンの名前がついたおやつをくれるだけでなく、そのポケモンと出会える場所のヒントも教えてくれます。
ヒントを頼りにパルデア地方へ向かうと、そこにいたのは…レックウザ!
特別なおやつで出会える伝説のポケモンたちは、バトルはもちろん、つかまえることも可能。これはポケモントレーナーとしての血が騒ぎます…!
ほかにはどんな伝説ポケモンのおやつがもらえるんでしょうか? ブルレクが今から楽しみですね!
※「伝説のポケモン」とは、ブルーベリー学園で行われる課外活動「ブルレク」をクリアしていくことで出会うことができます。
先行体験会で分かった新たなポイントをイッキ見!
最後は、この先行プレイでわかった新情報を一気にお届け。「後編・藍の円盤」の魅力をおさらいしつつ、新たに判明した要素をご紹介します。
歴代パートナーポケモンたちが大集合!
テラリウムドームは、さまざまなポケモンたちが暮らせるように、南国や氷海などの環境を人工的に再現しています。そこには、歴代パートナーのポケモンたちが生息しているんです!
このパートナーポケモンたちも、もちろんテラスタルさせることができます。物語を進めることで登場するそうなので、もし見つけたら仲間にしてみましょう!
今作の図鑑の名前は「ブルーベリー図鑑」
「後編・藍の円盤」のポケモン図鑑は「ブルーベリー図鑑」ということが判明しました。この図鑑に登録できるポケモンは何匹なのでしょうか? 今から楽しみですね!
「おしゃれカードあお」のヘアスタイル最新情報
「前編・碧の仮面」に登場したどうぐ「おしゃれカードみどり」ですが、後編では「おしゃれカードあお」を使うことができました! ファッション施設の情報は未確認ですが、ヘアメイクサロンで選べる髪型はこのようなラインナップになっていました。
・ソバージュ
・フラッフィボブ
・アートバズカット
・ざっくりボブ
・モダンビーハイブ
伝説のポケモンやテラスタイプの詳細、新しいわざの新情報については不明
今作で登場する伝説のポケモン「テラパゴス」の追加情報や、新たなテラスタイプについての詳細はまだわかっていません。
また、現時点で判明している新しいわざは「はやてがえし、サイコノイズ、じんらい、タキオンカッター」などがありますが、ほかのわざの新情報はまだありませんでした。配信を楽しみにしつつ、続報をお待ちいただければと思います!
まとめ
「後編・藍の円盤」の新たな魅力をレポートしましたが、ドキドキとワクワクを実際に味わうことができた素晴らしい体験会でした! この記事を読んで、ブルーベリー学園への留学がより楽しみになった方もいるのではないでしょうか?
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の有料追加コンテンツ『ゼロの秘宝』「後編・藍の円盤」は2023年12月14日(木)配信です。テラリウムドームでの冒険を楽しみに、発売を待ちましょう!
(NDW編集部・サイ)
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<商品情報>
「前編・碧の仮面」「後編・藍の円盤」
■『ポケットモンスター バイオレット ゼロの秘宝』
「前編・碧の仮面」「後編・藍の円盤」
発売日:2023年2月28日(火)より配信中
価格:各3,500円(税込)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:RPG
プレイ人数:1人(対戦・交換など 2~4人)
通信機能:ローカル通信対応、インターネット通信対応
販売形態:追加コンテンツ(ダウンロード版)
対応言語:日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)※本ソフトの対応言語「スペイン語」は「欧州スペイン語」です。
CERO:全年齢
発売:株式会社ポケモン
販売:任天堂株式会社
制作:株式会社ゲームフリーク
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※画面は開発中のものです。