中継レポーター香川愛生が見た「ポケモンWCS2023」ゲーム部門レポート
将棋の世界だけでなく、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の世界でもランクバトルで高みを目指している、香川愛生女流四段の連載コラム「ポケモン強者(きょうしゃ)への道」。
今回は8月11日〜13日にかけて行われたポケモンの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023(ポケモンWCS)」のレポートをお届けします。
3日間にわたって開催された世界大会を振り返ります
「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」皆さん楽しまれましたか?
私はDAY1、DAY2と中継レポーターを務め、最終日は配信をみていたのですが、最高の3日間でした!
せっかくなので、この記事では「ポケモンWCS2023」ゲーム部門を振り返りたいと思います!
◾8/11 ゲーム部門DAY1 1日目
ゲーム部門は8時半には配信が始まります。
私は6時半! に現地入りでした。前の日の夜は楽しみすぎてなかなか眠れませんでしたね……!(笑)
まず、会場がすごい!!
特にステージは、日本の四季をモチーフにした豪華なセットが組まれていて圧巻でした。まるで日本じゃないみたい!
※実況を務められた平岩康佑さんが撮影してくださいました。ありがとうございます
この日の仕事は会場のご紹介ということで、見どころたっぷりのメインステージ前からの中継が初仕事でした。
緊張しましたが、うまく伝えられたかな?
このステージでは9時からオープニングセレモニーが始まります。和太鼓の演奏、迫力がありましたね!
そしていよいよバトルが始まります!
私は試合の合間に、会場のフォトスポットなど、見どころをご紹介していました。
フォトスポットでは私も実際に撮ってもらいましたが、やっぱりポケモンたちと一緒に写真が撮れるのが楽しい! そして、日本風なのも良きですね。
海外から来られた方々もたくさんいましたが、たとえ言葉が伝わらなくても心から楽しんでいる様子がわかって、みていてうれしくなります。
選手の戦いを間近でみることができて一日中ドキドキでした。特にDAY2進出選手が決まるかというときは緊張感がありましたね……!
初めての中継リポートで至らない点もあったかと思いますが、スタッフや出演者の皆様にサポートしていただき、なんとか初日を無事終えることができました。
◾8/12 ゲーム部門DAY2 2日目
この日はDAY1で敗退してしまった選手のインタビューが中心でした。
負けてしまった選手からお話を聞いていいのかな……と不安もあったのですが、解説のRefuさんを中心に声をかけてくださったこともあり、皆さん快くインタビューに応えてくれてとてもありがたかったです。
キャラの立っているトレーナーの方々や、過去の日本チャンピオン、世界チャンピオンの方も出演いただけることになり、配信もとても盛り上がりました!
同時に、「こんな実績のある方でも、DAY2に進出するのは難しいんだなあ……」と、厳しさも感じます。
選手の生の声がきけたことで、視聴者の皆さんにもより大会を肌で感じていただけたのではないでしょうか。
終盤では、なんと勝ち上がりの選手にもお話を聞くことができました!
勝った試合後の高揚感、試合前の緊張感、それぞれを感じられて、とても貴重な時間でした。
さすがに試合を控えている選手なのでお写真はお願いしなかったのですが、皆さん取材をご快諾してくださり、貴重なお時間をいただき感謝しかありません……!
初めて本格的なポケモン中継のお仕事でしたが、少しでも世界大会の魅力がお届けできていたらよかったです!
また、この2日間を通じて実況解説席に何度か座らせていただきました。
景色がかわり新鮮でしたし、憧れの席でもあり感激しました!
いつか試合中にも出てみたいな……なんて!
◾8/13 ゲーム部門DAY3 3日目
いよいよDAY3。ここからは完全にファンとして、すこしだけ気楽に世界大会を楽しみます(笑)。
決勝は、なんと各カテゴリで日本人選手が決勝卓に進んでいました。
ポケモンにあまり詳しくないなという方は、ワールドカップを想像いただくとわかりやすいかと思います。会場中が日本人選手を応援している空気感が、画面越しにも伝わってきます。
私もその一人として、祈るような気持ちで見守っていました。
その結果、なんと、全部門で日本人選手が優勝!!
YouTubeやニコ生のコメント、会場、SNSが、日本の優勝を心から喜ぶ声に包まれて、胸がいっぱいになりました。
選手の皆さん、これ以上ない大きな感動をありがとうございます。
そしておめでとうございます!!
そして、余韻冷めやらぬ中、「ポケモンワールドチャンピオンシップス2024」の開催地も発表されました。
次の舞台は「ハワイ・ホノルル」!!
ハワイといえば、個人的には竜王戦(※第27期竜王戦 2014年 森内俊之竜王vs糸谷哲朗八段)の際に伺ったことで思い出深い土地でもあります。
機会があればぜひ伺いたいなあ……!
また会場では追加コンテンツ『ポケモン スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の最新映像も公開されました。
19種類目の「テラスタイプ」の存在が明らかに……!?
▼公開されたすべての新情報はこちらをご覧ください
最後に……
ということで、中継レポーターのわたし目線での「ポケモンWCS」振り返りでした。
アーカイブもありますので興味を持った方、また見直したいという方はぜひみてくださいね。
今回の世界大会は、いちポケモン大好きな人間として最高の思い出になりました。
思い出といえば、実は出場選手には例年「ウェルカムキット」という特典の限定アイテムが配られるのですが、なんと出演者の私たちの分までご用意いただいてしまいました!
こんなにたくさんすごい……最高の記念になりました。
お世話になっている山口恵梨子さんにプレゼントしたり、大切に使えたらと思います!
ポケモンと過ごせて幸せな3日間でした!
香川先生は、ランクバトル上位を目指す配信をゲームチャンネルで行っています。そちらもお見逃しなく!
女流四段。2008年に中学3年生でプロ入りし、2013年に初タイトル「女流王将」を獲得。
ゲームの知識も豊富で、コラム、番組MC、作品へのCV・ゲスト出演など多方面で活躍中。
ポケモンは『金・銀』からのファンで、好きなタイプははがねタイプ。大好きなハッサムとランクバトル上位を目指している。YouTubeチャンネルは登録者20万人越え。
公式X(Twitter):香川愛生 Manao Kagawa
公式Instagram:mno_shogi
YouTubeチャンネル:「女流棋士・香川愛生チャンネル」
YouTubeサブチャンネル:「香川愛生【ゲームチャンネル】」
<関連リンク>
▶︎ポケモンWCS2023 横浜みなとみらいイベント
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<商品情報>
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発売日:2023年2月28日(火)より配信中
価格:各3,500円(税込)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:RPG
プレイ人数:1人(対戦・交換など 2~4人)
通信機能:ローカル通信対応、インターネット通信対応
販売形態:追加コンテンツ(ダウンロード版)
対応言語:日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)※本ソフトの対応言語「スペイン語」は「欧州スペイン語」です。
CERO:A
発売:株式会社ポケモン
販売:任天堂株式会社
制作:株式会社ゲームフリーク
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