【先行プレイレビュー】ゼルダ好きがうなる完成度! 文句なしにおもしろい『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
9月26日(木)発売のNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』。その物語序盤のプレイレビューをネタバレなしでお届け! 先日動画で公開された新要素「無の世界」についてもご紹介します。
目次
自由な遊び心地が最高! 先行プレイレビュー&新要素紹介
いよいよ発売が迫った『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』の序盤を先行プレイ。実際に体験してわかった遊び心地や、その魅力をネタバレなしでお伝えします!
そして、先日公開された新たな紹介動画「ハイラルのあるきかた3 無の世界篇」。明らかになった新要素「無の世界」「剣士の姿」「カラクリ」の概要についてご紹介します。
▼ 登場人物&あらすじは、こちらの記事をチェック!
丸腰のゼルダ姫、一体どうやって冒険するの!?
ゼルダ姫と妖精トリィは、とある事態をきっかけにハイラル各地を旅することになります。
道中では魔物がうろついていますし、ゼルダ姫は攻撃武器を持っていません。初めてのバトルはとても緊張しました…!
ですがご安心を! トリィが、ゼルダ姫に渡した杖「トリィロッド」を介してサポートしてくれます。
この杖で使えるようになる能力は主にふたつ。ここが本作の醍醐味でもあるので、じっくりご紹介していきます。
「カリモノ」物と魔物を一旦お借りして作り出す能力
ひとつ目の能力は、世界にある物と同じ物を作り出せる「カリモノ」の力。杖を振ってハイラルのさまざまな物を覚えさせると、その物をいつでも作り出すことができるんです。
作り出したカリモノは、敵と戦う時に直接投げて攻撃したり、移動手段として積み重ねて使うなど、これだけでも冒険の幅がかなり広がったような実感がありました。
しかもこの能力、物だけでなく魔物にも使うことができるんです。
手始めに、その辺の石で敵を殴打。倒したあとの魔物に近づいて、杖を振ると…
なんと魔物をカリモノにすることができました!
覚えた魔物を早速作り出して、戦わせてみます。カリモノの魔物は、もちろんゼルダ姫には攻撃してこないし、敵に向かっていってくれるのでとっても便利!
道中で出くわすカリモノの種類が増えるたびに「こんな使い方ができるかも」「ここも登っていけそう」と想像が膨らんでわくわくしてきます。
「シンク」物とゼルダをシンクロする能力
もうひとつの能力「シンク」は、物とゼルダ姫をつなげる=シンクロして動かすことができる能力。動かしたいものにシンクを使うと、こんな大きな岩も軽々と移動できます。
シンクは、魔物に直接使うといった方法や、自分が呼び出したカリモノに使うことも可能。
使い方次第で強敵との戦い方や、移動手段の幅がさらに広がります。戦略を練るのが楽しい〜!
シンクした物をこちらで動かすだけでなく、相手の動きに合わせるといった使い方もできます。
応用することで空を飛んだり、高い壁を登ったりすることもできるんです!
ゼルダ姫が剣士に変身! 魔物と直接戦える
さらに、物語を進めることで手に入るこの不思議な剣を使うと…
なんと、ゼルダ姫が剣士の姿に!
例えば、「カリモノ」で出した魔物が敵を引きつけている間に、剣士モードのゼルダが背後から攻撃するなど、バトルがより手軽に感じるような使い勝手の良さが魅力!
剣士の状態は「エネル」というエネルギーが尽きると解除されてしまいますので、特に序盤はここぞというときに使うのがいいかもしれません。
身ひとつで旅に出たので先行き不安でしたが、むしろ万能すぎるくらいかも!? これで安心してハイラルの旅を楽しめそうです!
“姫らしさ”はどこへやら!? やんちゃし放題の冒険が新鮮!
序盤を遊んでみて印象的だったのは、戦略性や自由度の高さ。言うなれば「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムの遊び心地を2Dアクションで楽しんでいる」ような感覚です。
マップもオープンワールドさながらに行き放題ですし、何ができるかを常に試したくなるようなわくわく感がありました。遊ぶ人によっても個性が出そうなので、ゲーム配信にも向いていそうなタイトルだなと感じました。
今までのシリーズでは「ゼルダの伝説といいつつ主人公はリンク」が通例でしたが、本作をもってようやく真の『ゼルダの伝説』が実現したことになりますね! リンクに負けず劣らずの暴れっぷりを体感できるので、この楽しさをいち早く味わってほしいです〜!
新エリア「無の世界」と新要素「カラクリ」を紹介
先日公開された新たな紹介動画「ハイラルのあるきかた3 無の世界篇」には、新たなエリアをはじめとした冒険の魅力が散りばめられていました! まずはこちらをご覧ください。
動画では、裂け目の中に広がる「無の世界」と、ゼルダ姫の剣士姿、そしてゼンマイ仕掛けのアイテム「カラクリ」が明らかになりました。
ここでは、プレイレビューではお伝えしきれなかった「無の世界」「カラクリ」についてご紹介していきます!
裂け目の中に存在する不気味な場所「無の世界」
ハイラル各地に現れた謎の裂け目は、ゼルダ姫を救出した剣士リンクだけでなく、父のハイラル王をも飲み込んでしまいました。
飲み込まれた住人たちを救うため、ゼルダ姫と妖精トリィは意を決して裂け目の中に飛び込みます。
裂け目の中には「無の世界」が広がっていました。そこは裂け目に飲み込まれたものがいびつに浮かんでいる世界で、中にあるものは時間が経つとばらばらになって消えてしまうようです。飲み込まれた住人も、固まって動けなくなっていました。
中は、地面が途切れていたりと不安定な足場が続いています。先へ行くには「カリモノ」の力が不可欠。工夫を凝らしながら進む必要があります。
奥へ進むと、なぜかダンジョンの入口が。どうやらここも、裂け目に飲み込まれてしまった場所のようです。
ダンジョンの中では、魔物の群れや数々の仕掛けに挑むことになります。
「カリモノ」と「シンク」を使って、どんな風に切り抜けるかがポイント。力で押すだけではなく、頭脳プレイが必要になってくるのも楽しい要素のひとつです。
ダンジョンの最奥部に辿り着くと、そこにはボスが。
魔物をたくさん作り出してゴリ押しする、物を投げて戦うなど、自分の好きなプレイスタイルや戦略を練ってチャレンジ! 戦い方は人それぞれですが、かなり手強いので気を引き締めて。
カリモノとは一味違う新要素「カラクリ」
ハイラルのどこかにいるカラクリ技師・ダンペイを見つけると、新たなアイテム「カラクリ」を使うことができるようです。
カラクリのゼンマイを巻いたら準備完了。爆風で敵を吹き飛ばしたり、敵にダメージを与える音符をまき散らしたりと、カリモノとは一味違った強力な効果を持っています。
ただ、カラクリはダメージを受けすぎると壊れてしまうようなので、どんな場面で使うかがキーポイントになりそうですね!
『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』は、2024年9月26日(木)発売となります。
ゼルダ好きをもうならせる、自由度の高い遊び心地が魅力! ぜひ味わってみてください。
(NDW編集部・サイ)
<関連リンク>
▶︎ ゼルダの伝説 知恵のかりもの 公式サイト
<製品概要>
発売日:2024年9月26日予定
価格:パッケージ版7,678円(税込)/ダウンロード版7,600円(税込)
対応ハード:Nintendo Switch
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©Nintendo
※画像の一部は映像からのキャプチャーです。