【TotK企画】ガノンドロフ16年半ぶり登場、その衝撃を語る!|『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』ハイラル調査隊
「ゼルダの伝説」シリーズおなじみの悪役ガノンドロフですが、その登場は実に16年半ぶり!その熱い再来を紹介するとともに、ファンの熱い思いを解説します。本作から始めた方、あるいはガノンドロフ登場作品をプレイしたことがない方も、ぜひこの衝撃的な感動に触れてください!
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お馴染みなのに16年半ぶりに登場!?
一番好きなゲームシリーズは「ゼルダの伝説」であり、シリーズ全作クリア済みのえぬわたです。
「ゼルダの伝説」シリーズのボスと言えば、ガノンあるいはガノンドロフの名が上がるのではないでしょうか?
『TotK』では、ガノンドロフが登場。スピンオフやリメイクを除くと、『トワイライトプリンセス』以来なんと16年半ぶり!ファンにとっては実に嬉しい出来事でした。
本記事ではそれがいかに熱いことであるのか、その理由を解説していきます!
発売前の時点で登場が明らかになっていた
本作のガノンドロフは、発売前に登場が明らかになっていました。
まず2019年6月のE3で公開された『ブレス オブ ザ ワイルド 続編(仮)』開発中という映像[こちら]。ガノンドロフがミイラになったような姿が確認されました。
ただ、この時点ではガノンドロフと断定することはできず、その後4年近くガノンドロフの存在については謎のままでした。
ようやく明らかになったのは、発売1か月前に公開された3rdトレーラー。[こちら]
こちらの映像の中にはっきりとガノンドロフの姿が映っており、そしてトレーラー公開直後に公式Twitterではっきりと【ガノンドロフ】と明言されます。
実はこのツイート、日本の「ゼルダの伝説」公式アカウントによる『TotK』関連情報では過去3番目に拡散されたツイートになります。1番目は『TotK』発売日決定のツイート、2番目は『TotK』発売のツイートであり、それに続く3番目がガノンドロフ登場が初めてハッキリと示されたこのツイートでした。
それだけガノンドロフの登場が待ち望まれ、期待されたということでしょう。
ガノンドロフが登場するからこそのゼルダの伝説
これまでの「ゼルダの伝説」シリーズにおいてガノンドロフの姿が登場する作品には、『時のオカリナ』、『風のタクト』、『トワイライトプリンセス』があります。
初登場である『時のオカリナ』では、神の力・トライフォースをめぐる物語が描かれ、ゼルダ、リンク、ガノンドロフの関係性が確固たるものになりました。
『風のタクト』と『トワイライトプリンセス』では、発売前には登場するかどうかが分からず、ゲームを遊んでからガノンドロフの登場が判明しました。
『風のタクト』は今までと違った新しいビジュアルでしたが、ガノンドロフが出てくると分かったタイミングでこの作品はやっぱり「ゼルダの伝説」だと再認識した人も多いと思います。
『トワイライトプリンセス』では新しい悪役が登場しますが、途中からガノンドロフの存在が明らかとなり、最後の最後に対峙します。物語は最高潮、その名の通りクライマックスへ向かいます。
リアルな映像表現とダークファンタジー色の濃さは、世界中で待ち望まれた「ゼルダの伝説」の世界でもありました。その作中でドラマチックに登場したガノンドロフの存在がまた、「ゼルダの伝説」シリーズとして決定づけてくれたのです。
そんな作品を決定づける切り札的な存在が発売前から公開されたのですから、シリーズファンのテンションはゲームを遊ぶ前から最高潮になります。
本作ではきっと、リンクとゼルダとガノンドロフを中心に王道の物語が展開されるのだろう、そしてこの作品もまごうことなき「ゼルダの伝説」なのだろう、と期待が高まっていきました。
16年半の間、出そうで出なかった
ガノンドロフ不在の16年半、まったく存在がなかったかというと、そうではありませんでした。
『神々のトライフォース2』ではガノンが登場。ガノンはガノンドロフが魔獣に変貌した姿ではありますが、ガノンドロフが出てくるのとは意味合いが違います。
『スカイウォードソード』では、終焉の者というガノンドロフに容姿の似たボスが登場。
前作『ブレス オブ ザ ワイルド』では「厄災ガノン」という驚異が大きな存在としてありますが、ガノンドロフは出そうで出ないという状況がずっと続いていました。
さらにこの16年半の間に『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に3度参戦したり、ゼルダ無双でも黒幕として登場。
「ゼルダの伝説」シリーズないしは任天堂のゲームを代表するボスとしてのガノンドロフが意識づけられていく中、当の本人は「ゼルダの伝説」シリーズ本編に登場していなかったのです。
そういった状況もあって、今回のガノンドロフ登場は、ファン待望といったところでした。
まとめ:ガノンドロフがいるからこそ物語が盛り上がる
「ゼルダの伝説」シリーズにはガノンドロフ以外にも魅力的なラスボスはいるものの、やはりガノンドロフだからこその魅力があります。
例えば手段を選ばずにハイラルをわが手にしようとするその執着心は、ガノンドロフの特徴の一つではないでしょうか。この執着心があるからこそ、リンクとゼルダを巻き込んだ熱い戦いが起き、ゼルダの伝説という物語をより高尚な作品に仕上げているのだと思います。
過去の作品でさまざまな手段を用いてハイラルの支配を試みてきたガノンドロフ。『ティアーズ オブ ザ キングダム』ではどのような活躍をしているのか、クリアしていない方はぜひ最後までプレイしてみてください。
実は私個人がゼルダファンになったのが16年半前。そう、『トワイライトプリンセス』発売のタイミングでした。なので、リアルタイムでガノンドロフの登場にワクワクするのは初めてのことでした。
シリーズお馴染みのキャラクターであるものの、これまでのガノンドロフの存在を知らない方にも、今回の登場がどれだけ熱いか伝われば嬉しいです。(えぬわた)
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